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ピースワンコ・ジャパン ワンコとヒトの幸せのために

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お知らせ

2017/02/01

【お知らせ】私たちの殺処分ゼロに向けた取り組みについて

日本では年に約61万7000頭の犬が販売される一方、約1万5000頭が殺処分されています(猫は販売約13万3000、殺処分約6万7000)。私たちは、日本において犬猫の殺処分ゼロを継続的に実現するため、犬猫の引き取りと譲渡、繁殖の抑制、飼い主の意識改革などの総合的な取り組みが大切であると考えます。そしてその第一歩として、殺処分数ワースト県だった広島で殺処分をストップさせ、日本全体の殺処分ゼロのモデルを創出したいと考えています。

 

私たちは、今まさに奪われようとする命を水際で救うため、2016年4月1日以降、広島県で処分対象となった犬の全頭引き取りを継続しています。また、広島、湘南、世田谷に譲渡センターを設け、より多くの方が保護犬を飼うきっかけを得られるように努めています。同時に、さまざまな広報活動を通じて飼い主の意識改革を図るなど、犬猫を捨てる人自体を減らす活動も行っています。こうした取り組みは、多くの方のご寄付があってこそ実施できるものであり、支援者の皆様に深く感謝申し上げます。

 

繁殖制限については、猫は繁殖のコントロールが難しいことから、不妊去勢を第一優先とする判断をしています。その上でこれまでも不妊去勢を施す方針の他団体をサポートしてきました。 一方、犬については、不妊去勢によるメリット・デメリットを生物学的、医学的観点から総合的に検討した上で、シェルター運営においてはコントロールによって繁殖を制限することを優先しつつ、年齢や病気の有無、性格などを考慮し、個体ごとに不妊去勢すべきであると判断した場合には行うこととしています。

 

現状、私たちの施設では、シーズン中の雌犬を隔離することで繁殖制限を実現しています(保護犬同士の新規繁殖件数はゼロです)。譲渡後に関しては、里親希望者様がきちんと繁殖制限管理ができる状況かを個別に確認(家庭訪問を含む)し、繁殖制限の必要性を丁寧に説明した上で保護犬を譲渡することとしており、その後の不妊去勢の実施については里親様に判断を委ねています。また、譲渡する保護犬すべてにマイクロチップを入れ、モニタリングが可能となるようにしています。万が一、里親希望者様の理解と環境が十分でないと判断された場合には、譲渡は行わないこととしています。

 

私たちは、殺処分のない社会を日本で継続的に実現することを目指しています。そのためには、理解と責任感のある飼い主を育て、広げていくことが必要不可欠です。あわせて、必要な法制度の整備、ペットショップの在り方の改革を含め、社会全体の意識や仕組みの変化に向けても取り組んでまいります。

 

必ず、広島県、そして全国で犬や猫の殺処分が継続してなくなる状況を実現する覚悟ですので、皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

 

特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン
ピースワンコ・ジャパン プロジェクト