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2019年5月のツアー
● 1日目
福山駅に集合してまず向かったのは「福山譲渡センター」です。福山譲渡センターでは、常時、新しい里親との出会いを待つワンコ達が10頭近く暮らしています。
今回、そこにはワンだふるファミリーのワンコ「フォーキ」が待っていました。ツアーの参加者の中に里親さんがいらっしゃいました。フォーキは14歳の老犬で、副腎に腫瘍があり右前肢断脚、歯もほとんどありません。ずっとご支援を続けてくださった里親さんとの面会。遠くから支えてきたフォーキを、実際に抱っこすることができて、とっても喜んでくださいました。
その後、神石シェルターに移動。オリエンテーションの後、飼育スタッフの案内で仙養シェルターの犬舎とティアハイムを訪問しました。犬舎の工夫、譲渡に出すまでの苦労の他、様々な質問が出ました。この日の夜はバーベキュー。スタッフも一緒に参加させていただき、楽しい交流の時間を持ちました。
● 2日目
老犬・障害や持病のあるワンコたちが暮らす「オレンジ犬舎」を訪問、ワンコの散歩を体験した後、スコラ犬舎へ移動。3人ずつのグループに別れて犬舎を見ていただきました。広大な施設の様々な工夫と環境、お世話をするスタッフの様子、犬の管理の仕組みなどを見ていただき、その規模の大きさに驚かれたようです。
ちょうどスコラ診療所では、避妊手術が終了した獣医師からも話を聞くことができました。「実際に見に来てよかった」「スタッフの大変さが分かった」など様々な感想を頂きました。今回、岩手から愛媛まで9名の参加を得て実現しました。駆け足のツアーでしたが、支援してくださる方々にプロジェクトを見ていただく良い機会でした。今後もツアーが予定されています。
● 参加者の声
・ 「実際に見学させていただき、勉強になりました。組織的に上手くシステム化して運営しているように感じました」(広島・女性・40代)
・ 「活動を維持していくためにはかなり大変なことが沢山あることを知り、少しでも力になればいいと思いました。自分で出来ることを何か始めていきたいです。」(愛知・男性・50代)
・ 「ものすごいエネルギーの要る事業を本当に日々真摯にされているのをみることができた。犬の一匹一匹に名前・特徴・個性が判別されていてカルテまできちんと管理されていたこと共に、各スタッフが本当によく個々の犬たちのことを理解して、愛情を注いで世話をする姿をみれた。応援します。」(大阪・女性・50代)
・ 「自分の想像をはるかに超えた規模、大変さ。実際に見ないとわからなかったと思います。来てよかった。現場を見てホッとしました。」(富山・男性・50代)
・ 「引き取られた直後から譲渡まで各過程を直に見ることができた。各施設にいる犬たちが人懐こくはなくても、安心はしている様子だったことに安心しました。大変な仕事だと思いますが、今後も可能な範囲で応援させていただきたい。がんばってください。全国へこの活動を広げてほしい」(愛知・女性・50代)
・ 「犬の施設が結構立派だった。」(愛知・男性・50代)