Yogibo×保護犬:保護から8年。「バニラ」卒業!
皮膚病を患っていた小さな女の子「バニラ」
けれど、とてもきれいな目をした女の子でした。当時の担当者は彼女の可愛らしいその姿から、「バニラ」と名付けました。
保護シェルターで暮らし、治療を継続する日々
とても人懐っこい性格のバニラは、スコラ犬舎のふれあいワンコ担当として、見学に来られたお客さんをいつも出迎え、もてなしてくれていました。
「ワンだふるファミリー」に支えられた、シェルターでの生活
たとえ同じ屋根の下で一緒に暮らすことができなくても、バニラにも家族のあたたかさを感じて欲しいと思い、ワンだふるファミリーの仲間に入れ、彼女のことを応援してくださるご支援者さまを募りました。
それからは、多くの支援者さまがバニラの「ファミリー」として、たっぷりの愛情で支えてくださり、治療を続けることができました。
彼女のお誕生日になると、たくさんのお祝いの贈り物や、あたたかなメッセージが届きました。
長く続いたシェルターでの生活では、ときに、同室になった仲良しの老犬の最期をスタッフと一緒に見送ってくれ、泣いているスタッフの心を癒してくれる場面もありました。
そしてバニラ自身も、普段一緒に遊んでいたワンコがの里親さまの元へ卒業したときは、少し寂しそうな様子でした。
そして、今年の7月。ついに運命の出会いが訪れます。
以前から保護犬を迎えることを検討してくださっていた里親さまは、これまでも数回「あきる野譲渡センター」に足を運んでくださっていました。
マッチングする子との出会いを待っていた里親さまに「バニラ」のことを紹介したところ、彼女の性格から全てをとても気に入ってくださり、家族に迎えたいとお申し出をいただきました。
里親さまとバニラが信頼関係を築くのに、長く時間はかかりませんでした。これまでずっと一緒に暮らしていたかのように、お互いの存在に安心している様子で、卒業手続きを行ったスタッフも、少し驚きました。
これからは優しいご家族と共に、幸せに暮らして欲しいとスタッフ一同願っています。
バニラのようなワンコをピースワンコではワンだふるファミリー制度で、皆さまに支えていただいています。
老犬や病犬、障害犬のワンコは、里親さまに繋がりにくいのが現状です。遠方よりワンコを支えられる「ワンだふるファミリー」の支援方法で、ぜひワンコを支えていただければと思います。
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