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【ワンだふるファミリー】仔犬で保護して6年…モーリーがついに卒業!

モーリーは2015年12月28日、その年最後の引き出しの際に、動物愛護センターから生後約4ヶ月で保護しました。

まだ仔犬だったころからシェルターで人と一緒に暮らしていた彼女は、とても人懐っこく天真爛漫でボール遊びが大好き。ボールを口にくわえて「一緒に遊ばない?」と誘う仕草がとても愛らしく、ときに作業の手を止めてボール遊びのお相手をするときもありました。

その普段の元気な姿の反面、実は幼いころから唾液腺疾患や心臓の病気と闘っていました。

 
そんな彼女も普段一緒に暮らしていた沢山のワンコたちの卒業を見送りながら6年の歳月が経ち、今年の初めから神石高原町のシェルターから奈良県にある生駒譲渡センターに引越しをしました。
 
生駒譲渡センターの暮らしに慣れてきたころ、皆様からのあたたかあなご支援により、持病である唾液腺手術も無事に行うことができました。
術後の経過はとても順調で元気に退院してきたモーリーですが、新たに心雑音が発見され、経過観察となりました。
 

とても人懐っこく愛らしい性格ですが、持病を抱える身体で新しい里親さんと出会い、無事に卒業するといことは決して簡単なことではありません。

 

モーリーがモーリーらしく楽しく穏やかに暮らせるのが一番。スタッフはいつか出会う、彼女の本当の家族との出会いを待ちわびながらお世話をしていました。

譲渡センターに引っ越してから数ヶ月があったある日、運命の出会いが訪れました。里親さんは、保護犬を飼うのは初めてとのことでしたが、持病のことも含めて受け入れてくださり、卒業まで何度もモーリーに会いに来てくれました。

卒業当日、最後のお別れの瞬間に、スタッフ一人ひとりのもとへやってきて「これまでありがとう。私幸せになるね!」とまるであいさつをしに来てくれたようなしぐさに、スタッフ達も笑顔で応えます。最後には自分で車に飛び乗り、幸せな新しい犬生を歩み始めました.

 
動画:手術を受けたモーリーの卒業、病気のこともそのまま受け入れてくださる新しい家族は!
 
 

6年前のあのとき、まだ広島県で殺処分機(ドリームボックス)が稼働していたら。これからもモーリーのように、たとえ持病があったとしても、どんな犬も決して見捨ない。

そして、その輪を広げていくことができるよう、皆さまとともに活動を続けてまいります。

 

 

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