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ピースワンコ・ジャパン | 保護犬の里親探し・譲渡を促進

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【保護活動】手術を受けたモーリーの卒業 病気のこともそのまま受け入れてくださる新しい家族は!

2022/04/08

持病と闘いながら、本当の家族を待ち続けていたモーリー。

ピースワンコ・ジャパンは、本拠地である広島県の神石高原町にある神石高原シェルターのほかに、全国7ヶ所で譲渡センターを運営しています。
神石高原シェルターで人馴れトレーニングを行い、譲渡できる段階になった保護犬たちは、各地の譲渡センターなどで新しい家族と出会い、ピースワンコを卒業していきます。

今回ご紹介するのは、奈良県生駒市にある生駒譲渡センターのアイドル「モーリー」。

2015年に保護され、たくさんのスタッフにかわいがられてきたモーリーですが、実は幼いころから唾液腺疾患や心臓の病気と闘ってきました。
これまで、ピースワンコのサポート制度「ワンだふるファミリー」を通じて支援者のみなさんから支えられ、2021年9月には手術を受けることができました。術後も甘えん坊ぶりを発揮しながら、本当の家族を待ち続けていました。

モーリーのすべてを受け入れてくれる里親さんとの出会い。

そしてついに、持病などモーリーのすべてを受け入れて家族になりたいと言ってくださる里親さんと運命の出会いを果たすことに!
モーリーに一目惚れしてしまい、譲渡までの間、何度も会いに来てくれた里親さん。
「もう本当にかわいくて、べっぴんさんで! 保護犬を引き取るのは今回が初めてだったんですけど、何の違和感もありませんでした。一目惚れみたいな。ポコ(先住犬)のお兄ちゃんもてんかんを持っていて、その対応もしてきたので、モーリーの持病も重く感じなかったです。ゆっくりと愛情を注げられたらいいなと思っています」と語ってくれました。

ピースワンコの卒業は、幸せな犬生のはじまり。

スタッフにとって、人懐っこく愛らしい存在のモーリーがいなくなってしまうのは寂しいけれど、卒業は何よりも嬉しい出来事です。

6年暮らしたピースワンコからの卒業。それを察したのか、モーリーは最後の最後にスタッフ一人ひとりのもとへとやってきました。
「これまでありがとう。私、幸せになるね!」と、まるでお別れのあいさつをしにきてくれたよう。スタッフもめいっぱいの笑顔で応えます。あいさつを終えると、自ら車に飛び乗り、たくさんの人に見送られながら出発。
新たな犬生を歩み始めたモーリー。たくさん甘えられる家族とずっと一緒に暮らせる、幸せなモーリーなのでした。

▼継続的なご支援をお願いいたします。

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EDITOR

furuichi
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