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ピースワンコ・ジャパン | 保護犬の里親探し・譲渡を促進

【保護犬と暮らす】 運命の家族「ブランカ」を迎えて ~湘南ベルマーレファンの里親様インタビューvol.01~

親子2代で20年来の湘南ベルマーレファンという佐藤さんご一家。当時小学生だった息子さんは、お父様と一緒にスタジアム観戦したのがきっかけでサッカーを始め、現在は親子でサポーターとして湘南ベルマーレを応援しているそうです。3年前、ピースワンコ・ジャパン湘南譲渡センターから推定1歳だった「ブランカ」を家族に迎えてくださいました。「ブランカ」との暮らしについて、お母様にお話をお聞きしました。

●「ブランカ」を迎えようと思ったきっかけ
先代犬の「小太郎」が2017年12月に16歳で亡くなってから約1年経った頃、もう一度、犬を迎えるかどうか考えるようになりました。でも「1年経ったので次の子を」という単純な考えではなかったから、家族会議を重ねながら半年ほど悩みました。そして「小太郎」も保護犬だったので次も保護犬を迎えようと決まり、夫婦で湘南譲渡センターへ見に行ったんです。

そこで「小太郎」と顔が似ていた推定1歳の「ブランカ」に出会いました。とても可愛くて、数日後に娘を連れて改めて会いに行ったら、私を覚えていた様子で近寄ってくれて。その瞬間、親子で「ブランカ」に心を奪われました。何度も家族で「ブランカ」に会いに行き、「小太郎」を想いつつ2019年5月18日に「ブランカ」を家族に迎えました。家族に迎える前の日に、あのアウェー浦和戦(※)がありました。私たちサポーターにとって忘れられない試合の翌日に、ブランカが来てくれたんです。
※2-0のビハインドでベルマーレが得点するも誤審によりノーゴール判定。それでも後半に2得点、アディショナルタイムに山根選手が3点目を入れ、大逆転勝利した試合(参考ページ⇒https://www.bellmare.co.jp/2019_j1_12_urawa)。

実はピースワンコの運営元のピースウィンズ・ジャパンの大西代表のことは団体設立当時から知っていて「若いのにNPOを立ち上げて活動しているのはすごいなぁ」と思っていました。2005年から始まった湘南ベルマーレとピースウィンズ・ジャパンが東ティモールの子供たちにサッカーボールを送る「希望のボールプロジェクト」への参加を通して、ピースワンコの活動も知り、ふるさと納税で応援していたんです。だから「ブランカ」との出会いも、「魂の浦和戦」の翌日に迎えることになったのも、本当に運命的だなと思っています。

●「ブランカ」を迎えてよかったこと、日常のエピソード
毎日が楽しくなりました。「ブランカ」がいるだけで話題が増え、家が明るくなりました。「ブランカ」はとても甘えん坊で表情豊か。触ってもらうのが大好きで、手が空いている家族の元へ近寄りって「なでて」とねだってくるんですよ。耳がすごく良くて家族の足音はかなり遠くからでも分かるらしく、「ブランカ」がそわそわしているなあと思うと誰かが帰って来て、驚くことがあります。

お散歩は毎日2時間、家族4人でローテーションを組んでしています。川沿いを一緒に歩いたり走ったり、公園や海にも行くことがあります。「ブランカ」は走るとき、両脚を一緒に前を出すウサギっぽいフォームで走り方が少しダサいんですが、そんなところも可愛いくて顔がほころんでしまいます。

排泄はお散歩のときにしかしないんですが、雨が大嫌いなので雨が降っていると外に出たがらず排泄も我慢してしまうんです。特に台風のときは絶対に外に出ようとしない。そういうときも食欲は落ちないので、雨が晴れて散歩に出ると、お腹にたまったものをすごい勢いでだします。雨だけじゃなく傘も苦手で、玄関に傘を開いて干していると「これ、私が苦手って分かっているよね、なんとかしてください・・・」と目で訴えてくるんですよ。そんな姿も可愛くてたまりません。

穏やかな子で全然なかないので、吠えでトラブルになったことは全くありません。先日初めて、救急車のサイレンに反応して遠吠えしたのを聞いてびっくりしました。散歩のときに相性が悪い犬と会うと瞬間湯沸かし器のように怒り始めますが、保護犬同士は分かるみたいで初対面でも寄っていって仲良くご挨拶します。

「ブランカ」は春と秋の換毛期だけじゃなく、一年中、毛が抜けます。迎えて2年後くらいのとき大量に毛が抜けて、毛色が白からクリーム色に変わり、鼻の色も黒からピンクに変わりました。心配したんですが、お友達の保護犬の飼い主さんも同じことを経験したそうで、「安心して幸せになると色が変化することがある」と獣医さんから言われたと聞いて、なんだか嬉しくなりました。

●迎えたあとに、苦労したことや大変だったこと
迎えてから半年くらい夫に慣れなくて、夫は帰宅するたびに吠えられていました(苦笑)。でも「ブランカ」を家族に迎える時、ピースワンコのスタッフさんから「慣れるには時間が掛かるし、特に男の人を怖がる犬が多いので、焦らないでください」と言われていたので、朝の散歩を夫が担当して少しずつ距離を縮めていくようにしたら仲良くなれました。大きな声や動作も苦手で、いまも夫が家で湘南ベルマーレの試合をテレビ観戦しながら歓声を上げたりするとクレートに入って出てきませんが、試合が終わると「やっと終わりましたか」という感じですぐに出てきて夫に甘えるようになりました。

迎えた当日はクレートから出てこなくて、ご飯も食べず、お水も飲まなくて心配しました。やっと出てきたと思ったら、用意していた犬用ソファのところに行き、今度はそこから動かなくなりました(笑)。いまでもそのソファがお気に入りです。留守番も最初は苦手で、チラシをビリビリにしたりタオルを引き裂いたりしていましたね。散歩も車通りが多くて大きい音がする道では耳をたたんでビクビク歩いていましたが、しっかり歩けるようになり、「ブランカ」の成長を日々感じています。

●保護犬を迎えようと考えている方へのメッセージ
保護犬は家族に迎えるまでいろいろなドラマがあります。里親と出会うまで、たくさん人の手を介して命が繋がっているので、その人たちの想いも大事にしないとと思っています。

譲渡のときにスタッフさんから「慣れるまで時間が掛かります」と言われました。だから、家族に迎えた後も私たち人間のペースを押し付けず、犬のペースに合わせました。犬に振り回される必要はないけれど、「この子は何を考えているんだろう?」「何をして欲しいのかな?」とか、犬の気持ちに寄り添って考えながら、一緒に暮らしていくといいのかなと思っています。


※写真提供:里親様

犬と暮らすということは「一緒に生きる」「家族の一員として迎える」ということなので、保護犬を迎える時はその気持ちや覚悟が強くなる気がします。ペットショップから迎えても同じように考える人もいると思いますが、ペットショップで売られている犬は「命」でなく、「商品」「物」として扱われている気がします。人と同じように生きていて、意思も感情も持っている子たちなのに。すごく違和感があります。

犬と暮らしたいと思ったときに、保護犬を迎えることを選択肢の一つとして考えてくれたらいいなと思います。そうしたら殺処分対象だった犬も、家族に迎える人も幸せになれるから。


※写真提供:里親様

 

ピースワンコ・ジャパンと湘南ベルマーレは、2022年5月3日の清水エスパルス戦から、保護犬啓発キャンペーン「グリーンリボンプロジェクトを実施しています。
 
本プロジェクトは、サッカーファンの間でお守りや応援グッズとしてなじみ深い「ボンフィン」を湘南ベルマーレカラーのグリーン色で制作・配布し、犬や猫と暮らしたいと思ったときに「保護犬猫を迎える選択肢」があることを一人でも多くの人に知っていもらい、一頭でも多くの保護犬や保護猫が幸せな家族と出会えるようにするための活動です。
 
ぜひハッシュタグ、
#グリーンリボンプロジェクト #bellmare #ピースワンコ
をつけてSNSで投稿してください。皆さまの投稿が保護犬猫の「命」を繋ぎます。ご参加よろしくお願いします!
 

 

▼継続的なご支援をお願いいたします。

 
 
 

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WRITER

yuri.yokoo
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