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ピースワンコ・ジャパン | 保護犬の里親探し・譲渡を促進

【ワンだふるファミリー】アキータ、虹の橋へ。

9月26日、ワンだふるファミリーで多くの方にご支援いただいていた「アキータ」が虹の橋を渡りました。推定11歳でした。

秋田犬のアキータは、2017年3月にピースワンコにやってきました。元気そうに見えましたが「舌円形細胞腫瘍」「頸椎周辺のリンパ腫」を患っていることが判明し、余命3か月と宣告されました。その後、獣医師とスタッフが連携した献身的な治療とお世話が始まり、アキータも抗がん剤治療を頑張る毎日が続き、少しづつ状態が良くなっていきました。体調がよくなってからは、毎日大好きなおもちゃで遊んだりお散歩したり、おやつもらったりしながら、幸せに暮らしていましたが、今年の春から容体が悪化。朝、外で日向ぼっこをしたあと部屋でご飯が来るのを待って横になったまま、眠るように穏やかに旅立っていきました。

 

 

アキータは他のワンコが苦手で、近くにいると威嚇してしまうほどでしたが、人にはとてもフレンドリー。獣医師やスタッフが治療や抱っこなどをしても全く怒らない穏やかな子で、みんなに可愛がられていました。おもちゃで遊ぶのが大好きで、お散歩の時はお気に入りのおもちゃを口にくわえて出かけます。でも、散策に夢中になると大切なおもちゃを道に置いたまま忘れてしまい、帰ってから慌て探すので、いつもスタッフが持って帰って渡していました。

2021年4月頃から発作が出始め、薬を服用して一旦は落ち着きましたが、7月頃から自力で立ち上がれなず、呼吸も荒くなってきたので、酸素機や点滴治療が始まりました。寝たきりになって自分で体を動かせないと、体が大きい分、下半身に負担がかかってしまいます。スタッフは、アキータが床ずれにならないように態勢を変えてあげたり、声をかけて様子を見たりしながら、少しでもアキータが快適に過ごせるように試行錯誤しながらお世話していました。

 

アキータは食べることが大好きで、ご飯前は吠えたりヨダレを垂らしながら待っている子でしたが、肝臓も悪くなって食べられるご飯が限られてしまうと、なかなか食べてくれなくなりました。スタッフ達は少しでも食べてくれるように工夫しながらご飯をあげていました。でも、だんだん食欲が落ちてきて、食べれない日はシリンジであげる事もありました。

アキータは寝たきりになってからも、どんな時もいつも顔を上げていました。でも亡くなる前日の夜、アキータは珍しく顔を寝床につけて横になって寝ており、食事も自分で食べられずシリンジで食べさせてもらっていました。翌朝、いつも通りに日向ぼっごして部屋に戻ってきたあと横になり、呼吸が荒くなったあと、すーっと虹の橋へと旅立っていきました。ピースワンコにやってきてから4年6か月。本当に頑張ってくれました。

 

私たちのシェルターには、元野犬で怖い想いをしてきた子や、飼い主に捨てられて辛い想いをしてきた子、いろんな子がいます。どの子もみんな少しでも幸せに過ごせるように、獣医師と相談しながら最期まで寄り添って治療やケアなどのお世話をしています。

看取るという事は辛い事や悲しい事がたくさんあります。でも犬たちは、どんなに辛い治療でも頑張り通して最期まで生きようとします。その懸命な姿に私たちは勇気と元気をもらい、保護した全ての犬たちを幸せにするために頑張ろう!という原動力をもらっています。

日本では今もまだ殺処分機が動いています。人間の身勝手な理由で命が奪われている現実があることを、多くの人に知ってほしいと思います。犬と一緒に暮らしている人は、たとえ病気が見つかったとしても手放したりせずに、最期まで看取ってあげてください。これから犬との暮らしを始める人は、最後まで一緒にいてあげれる覚悟が出来てから、大切な家族の一員として迎えてください。

保護した犬たちは、どの子にも幸せになってほしいと思います。時間をかけて献身的なお世話をしながら、人に慣れて懐くようにして譲渡していきたいと思います。譲渡が難しい犬も、スタッフが家族となり、天寿を全うするまでここで幸せになってほしいと思います。保護した全ての犬が、それぞれの幸せを感じてもらえるように、微力ですがこれからも全力で頑張ります。

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WRITER

yuri.yokoo
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