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平素からのご支援にお礼申し上げます。
ワンコのための遺贈寄付に関心をお持ちの方にお送りします。ご参考になれば幸いです。
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【無料で遺言書作成】フリー・ウィルズ・キャンペーンのお知らせ
【インタビュー】「終活」で大切なのは「気持ち」と「情報」を伝えること
【イベント情報】第3回・遺贈寄付ウイーク開催のお知らせ
※資料請求・お問合せはこちらから。
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日本承継寄付協会(東京都、代表理事:三浦美樹)は、「日本初」となる、遺贈寄付の遺言書作成への助成を行います。8月22日から31日まで受け付ける「第一弾」では、簡潔な遺言など、一定の条件を満たすことを条件に、遺言書作成時の専門家報酬が無料になります。
ピースウィンズ・ジャパンも、このキャンペーンに賛同しています。
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「終活」は何から始めたら良いのか−−遺贈寄付のご相談の中で、時々伺うお悩みです。 大手信託銀行での相続担当を経て、遺贈寄付を普及する会社を立ち上げ、現在、全国レガシーギフト協会の理事をされている齋藤弘道さんに、ピースウィンズ・ジャパンの榛田がお話を伺いました。
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−−「終活」は情報が多くて迷われる方も多いようです。
「終活」の情報は世の中にあふれています。「やるべき」という項目も大変な数になります。しかし、信託銀行で実務を経験していた立場からすると、少なくとも相続手続きという観点では、やらなくても、そんなに困らない項目もあります。
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−−どういう方針で進めたらいいのでしょう?
「終活」で必要なものは人それぞれだと思いますが、「相続のために最低限必要なことは何か」を理解して、その上で優先順位をつけて実行するのが良いと思います。
その際、「亡くなった後のこと」だけでなく、自分の「これからの生活のため」のことも大切です。人生100年時代ですから。身元保証のための契約ですとか、認知症になってしまった時のための任意後見の契約などもあります。また、「誰のために」「何をするのか」も整理して考える必要があります。
−−「何をするのか」が特に迷われるようです。
相続には二面性があります。「自分の思い」「メッセージ」を伝える面と、「手続き」の面です。まず、ご縁のある方に「伝えておきたい」こと、「残しておきたいこと」があると思います。これらは、エンディングノートなどに書いておくことができます。
「手続き」の面では、相続というのはある意味で「事務の塊」ですから、手続きをされる相続人が困らないように「情報」を残しておくことが大切です。「終活」というと「断捨離」が流行っていまして、私の84歳の母も夏の暑い日でも片付けるものですから、熱中症が心配で、やらなくてもいい、と話しているのですが……。
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「手続き」の面では情報を残すことが大切 「終活ファイル」の提案
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――むしろ「情報」を残すことの方が大事ですか?
はい。銀行員時代、亡くなられた方が遺されたものの中から、お手紙や通知書など、多いときは段ボール何箱もお預かりして、手続きに必要な情報を探しました。保険も、請求しないと払ってくれないですからね。 その経験から申し上げますと、手がかりになる情報は、エンディングノートに書いておくと残されたご家族がとても助かります。ただ、エンディングノートのすべての項目を埋めるのは手間がかかり、途中で書くのを断念してしまう方も多いようです。そこでお勧めなのが「終活ファイル」です。普通のクリアファイルなのですが、終活に必要だと思う書類をそのままファイルに放り込んでおくだけです。
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これは私自身の「終活ファイル」です。まず、キャッシュカードやクレジットカードのコピーを入れています。コピー機の上に並べて、まとめて、できればカラーでコピーをとり、今度は全部ひっくり返して裏面のコピーも取る。そうすると、あとはクリアファイルに入れるだけ。数分でできます。 カードの裏面のコピーも大切です。紛失時などの連絡先が書いてあります。亡くなったときも、その番号に電話すれば良い。本当に便利なのでおすすめです。
他にも、「終活ファイル」には、保険や年金の証書、遺言書の保管証、遺影に使ってほしいお気に入りの写真などもいれてあります。
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「終活ファイル」があれば、エンディングノートのうち「相続」や「財産」に関する項目の大部分について、書くことを省略できます。エンディングノートには、この他にも「自分の基本情報」「医療情報」「介護や看病の希望」「連絡先リスト」などの項目があります。これらを少しでも書きやすくするために、書籍ではなくPDFの形式の「ご縁ディングノート®」を制作しました。PDFなので気軽に書き直しできるのが特徴です。終活セミナーのご参加者などに配布しています。
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自分らしいお金の使い方としての遺贈寄付 少額でも社会に大きなインパクト
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−−自分の思いを伝えるという点では、遺贈寄付もその一つでしょうか。遺贈寄付への思いを最後にお願いします。
いま、「長生きリスク」などという言葉もあるそうで、将来の生活資金が心配な方も多いのではないでしょうか。その結果、必要以上にお金をため込んでしまい、日本では個人金融資産が約2000兆円。不動産もあわせて、毎年相続されるのは50兆円と言われています。
ただ、昔は相続財産を受け取る方は40代、50代で、お金が必要な年代でしたが、今は長生きの時代ですから、相続人の方も60代以上のことが多い。「老老相続」と呼ばれていますね。高齢者は消費や投資に積極的にお金を使わない傾向があるので、せっかくのお金も世の中に回らなくて、そのまま貯まってしまいます。遺贈寄付が広がって、年間50兆円の1%でも年間5000億円ですから、これが社会課題の解決に使われれば、すごいインパクトだと思います。
遺贈寄付は、最後に残った財産の中から少しだけ寄付をするものだと思っています。 ご寄付の結果を自分の目で見ることはできない訳ですが、この団体に寄付するとか、この活動を応援するというのは、やはりご自分が「こうあってほしい」という望む未来を実現していくことかと思います。決して大きい金額でなくても、自分らしいお金の使い方と言えるのではないでしょうか。追々、ご検討いただければと思っております。
−−ありがとうございました。
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齋藤弘道さん
さいとう・ひろみち。遺贈寄附推進機構株式会社
代表取締役。全国レガシーギフト協会理事。大手信託銀行の相続担当を経て、遺贈寄付を普及するために会社を設立。多数のメディアに「終活」に関するコラムも執筆されています。
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榛田敦行
はりた・のぶゆき。認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンの遺贈寄付ご相談係。司法書士試験、行政書士試験合格。遺贈寄付の可能性を感じて入職。
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9月13日の「国際遺贈寄付の日」にあわせて、9月10日から17日まで、第3回遺贈寄付ウイーク(主催・全国レガシーギフト協会)が開催されます。ピースウィンズ・ジャパンは、遺贈寄付の健全な発展を願い、今年もこの企画に賛同、参加します。
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「古田敦也さん(スポーツキャスター)が語る遺贈寄付への思い」ほか。遺贈寄付に関心がある全ての方むけの企画です。 ピースワンコも10:00からの回に登壇します。事前申込者には「エンディングノート」(PDF)のプレゼントも。 9月17日(土)10:00〜。3回配信。
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「現場から学ぶ、遺贈寄付の事例と実務〜その人らしさを叶える相続の新しい選択肢〜」 相続や遺贈寄付の実務にかかわる専門家と、社会課題に取り組む認定NPO法人の担当者から、「遺贈寄付」の魅力や知識、課題などを発信します。 9月17日(土)15:00〜17:00。
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ピースワンコに遺贈寄付をしてくださった方のお名前を、神石高原町の犬舎の記念碑に掲示しました(希望者のみ。写真は加工してあります。また、遺贈寄付者だけの記念碑ではありません)。
多くの方に支えていただいていることを忘れない場所に、また、ご遺族の方にとっては、亡くなられた方を偲ぶことのできる場所になればと考えております。
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資料請求・お問合せ
ピースワンコ・ジャパンへの遺贈寄付について、詳しくご説明をした資料を用意しております。
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