2015.09.28

お知らせ

【参加者募集】広島・神石高原町で救助犬セミナー開催(10/14~16)

徘徊する高齢者など特定の行方不明者を捜索し、発見する災害救助犬の訓練手法を学ぶセミナー(「スニッファードッグ・カンパニー」主催、神石高原町、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン後援)が10月14~16日、広島県神石高原町の神石高原ティアガルテン・キャンプ場で開催されます。

 

当日はアメリカの州警察で捜索活動や救助犬トレーニングを行うなど、現場で実践を積んできたアメリカ人講師4名が訪れ、臭跡を識別する捜索手法「トレーリング」の訓練を行います。トレーリングは都市部、郊外両方での捜索に有効とされており、アメリカにおいてはアルツハイマーの方や山菜採りによって低山で行方不明になった人の捜索などに生かされています。

 

現在も参加者を募集しており、参加費は犬連れ参加39000円(限定24頭)、犬なし参加27000円(限定30人)で、別途宿泊費15000円が必要です。関東圏では、10/10~12に山梨県山中湖の撫岳荘(ぶがくそう)キャンプ場で同様の内容のセミナーが開かれます。詳細は「スニッファードッグ・カンパニー」のホームページ(http://sniffer-dog.net/trailing-seminar-beginner-class/)をご覧ください。

 

<講師>

 

Andy Rebmann(k-9 Specialty Associates)
1972年より捜索活動と捜索犬トレーニングに携わる。コネチカット州警察の元K9ハンドラー。現役時代には警備犬、麻薬探知犬、爆薬探知犬、放火探知犬、原野捜索犬、災害救助犬、水難捜索犬、遺体捜索犬育成を目的としたK-9チームを訓練。州警察所属遺体捜索犬のトレーニング・プログラムを開発した。

 

Marcia Koenig(k-9 Specialty Associates)
1972年よりボランティアとして捜索救助活動に携わる。アメリカン・レスキュー・ドッグ協会の設立者の一人であり、テキサス州支部で活躍。災害死亡者家族支援チーム(DMORT Task Force)所属。全米捜索災害救助(テキサス州ウィチタ・フォールでのトルネード災害、グアムでの大韓航空機墜落事故、ワシントン州ブレマートンでの大火災、ミシシッピ州ハリケーン・カトリーナなど)、原野捜索、雪崩捜索、水難捜索、遺体捜索と活動は多岐に渡る。

 

Heather Cutting
キング郡及びワシントン州において何百もの捜索活動に参加。専門は新しいチームを軌道に乗せること。何年にも渡り、上記2名の講師(アンディーとマーシャ)が教える多くのクラスのアシスタントを務める。2011年の夏には独立し、オレゴンで初めて講師を務めた。

 

Kathy Holbert
1987年から作業犬の訓練に携わっており、軍、民間警備会社、警察の捜索救助において麻薬、トレーリング、爆発物、遺体などあらゆる種類の臭跡に関連する作業の経験を持つ。現在はChiodo Kennelsのビジネスとして犬を所有し、作業犬の訓練、ブリードを行っている。

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