2022.01.25

【保護活動】動物愛護センターからの引き出し(1月25日)

今日は3ケ所の動物愛護センターから行き場がないワンコたちを21頭助け出しました。野犬、捨て犬、外傷を負う犬、病をもつ犬、老犬、気が荒い犬、、、様々な境遇の犬たち。とても切ない表情をしていました。保護したワンコ達は心や体が傷ついた子達ばかりです。

 
検疫犬舍に戻ったあとは、検査や医療処置を行います。まずは健康状態を万全にして、それから人との距離を縮める人馴れ作業。毎日愛情を込めてお世話をして心と体のケアを行います。ワンコとヒトがお互いを信じ合う家族のような本当の信頼関係を築きます。

 
今この時も日本中で行き場のない状況の中で助けを待っているワンコ達がいます。それでも今日も明日も明後日も人に殺される命がいます。

 
ペット産業で販売されている犬の数、お金儲けに利用される流通量は、闇に消える命もいる為に正確な値を得ることは難しいと思いますが、それでも40万頭、50万、60万、70万、それ以上とも言われています。一方で、環境省で公表された最新のデータ2020年度の全国の犬の殺処分数は4059頭です。単純に数だけみれば、犬をペットショップなどから購入する人の100人に1人でも保護犬を迎えてくだされば、限りなく殺処分はゼロに近づきます。

 
まずは保護犬を迎えるという保護犬需要を広げましょう。これからワンコを家族に迎える方は「保護犬を迎える選択肢」を選んでいただきたい、と心から願っています。
それは私達からでなくても良いです。
全国の動物愛護センターで藁にもすがる思いで助けを待っている子達にも目を向けて頂ければ幸いです。

 
今日も命を繋げることが出来たのは皆さまの応援のおかけです。
いつも本当にありがとうございます。
みんなとても可愛い子達でした!
繋がった命をいつの日か優しい飼い主さんに繋げられるよう、スタッフ皆で精一杯頑張ります!!

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

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