2021.05.11

【保護活動】動物愛護センターからの引き出し(5月11日)

ピースワンコ・ジャパンでは広島県の要請を受け、定期的に動物愛護センターから保護犬を引き出して保護しています。本日も動物愛護センターから沢山の行き場のないワンコを保護しました。保護する子たちは行き場のないワンコ達。命を繋げることが出来たのは、皆様の支えのおかけです。いつも本当にありがとうございます。

 

 

愛護センターから検疫犬舍に戻り、今日保護した全ての犬の身体検査や医療処置を行います。その後、毎日愛情を込めてお世話をして、心のケアも行い、ヒトを好きになってもらいます。

 

 

臆病な野犬も、個体差はありますが、いつかは必ず人に馴れます。咬み癖がついてしまった犬にも「このヒトには咬まない、咬みたくない」と思ってもらえるぐらいの愛情を注ぎ、過去にあった全ての心の傷を埋めていくようにお世話しています。

 

 

今まで6000頭以上の管理が難しいワンコを保護しましたが、扱えないワンコなどいません。野犬も噛み犬も、ヒトとの心の距離を縮めるということは、恐怖心を与えることや、プレッシャーで抑えることではありません。

 

 

心にぽっかりと空いた穴を愛情で埋めて、ワンコとヒトが家族となり互いを信じ合う本当の信頼関係を築きます。これから長い道のりですが、いつの日か優しい飼い主さんに出会えることを信じて、微力ですが日々出来る事を精一杯行っていきます。

 

 

保護するワンコ達がいなくなるまで頑張りますので、これからもどうぞよろしくお願い致します。

(文:ピースワンコ・ジャパン・プロジェクトリーダー 安倍誠)
 
 
 

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