2021.06.08

【保護活動】動物愛護センターからの引き出し(6月8日)

ピースワンコ・ジャパンでは広島県の要請を受け、定期的に動物愛護センターから保護犬を引き出して保護しています。保護する子たちは行き場のないワンコ達。命を繋げることが出来たのは、皆様の支えのおかけです。いつも本当にありがとうございます。只今、広島県内2か所の動物愛護センターから沢山の行き場のないワンコたちを保護しました。

 

怯える野犬、寂しそうな捨て犬、くくり罠にかかり大怪我をしている犬、状態が悪い犬・・・、様々なワンコがいました。これから施設へ戻り、まずは一頭一頭に検査や医療処置を行います。

その後はヒトを好きになってもらって、生きる喜びや楽しみを感じてもらい笑顔になってもらえるよう献身的なお世話をします。いつの日か優しい飼い主さんに繋げれるよう最善尽くします。
これからワンコを家族に迎えようと考えている方は、保護犬をお願いします。全国の保護団体様は保護犬を譲渡することで、また次のワンコを助けることが出来ます。

今もこの時も、真っ暗闇の中で「生きたい」と藁にも縋る気持ちで助けを待っているワンコが日本中に沢山います。
一方でペットの大量生産・販売により不幸せな命が溢れている現状、需要がなければ供給もなく、行き場のない命を選べばその命は繋がります。
自分で生きる選択が出来ない命を、生かすことも、殺すことも、私たち人間の選択次第だと思います。

これからワンコを捨てようと考えている方は、改心してほしいと切に願う一方で、この捨てられたワンコは、捨てられて良かったと思ってもらえるぐらいの愛情を、スタッフみんなで注いでいきます。
私達の存在が必要のないような、動物保護活動をする必要もないような、ワンコとヒトが幸せに共生できる社会を目指して、まずは目の前にいる命を助け幸せにするということを積み重ね、一歩一歩前に進めればと思います。

 

私達も微力ですが、まずは目の前にいる命を助け幸せにするということを積み重ね、殺処分をなくす活動を広げられればと思います。全身全霊で尽力します。
ワンコを家族に迎える際は、命を助ける意味でも保護犬を。よろしくお願いいたします。

(文:ピースワンコ・ジャパン・プロジェクトリーダー 安倍誠)
     

Supportご支援の方法

「里親になるのは難しい...」 という方にも、様々なご支援をいただいており、
「殺処分ゼロ」を実現するためにはあなたのご支援が必要です。
寄付、ふるさと納税を使ったご支援、ボランティア、物品寄贈など、あなたにあった方法でご検討ください。