2021.06.22

【保護活動】動物愛護センターからの引き出し(6月22日)

ピースワンコ・ジャパンでは広島県の要請を受け、定期的に動物愛護センターから保護犬を引き出して保護しています。保護する子たちは行き場のないワンコ達。命を繋げることが出来たのは、皆様の支えのおかけです。いつも本当にありがとうございます。

本日も3か所の行政施設から沢山の行き場のないワンコ達の救済をしました。

 

 

 

保護し続けても、未だに愛護センターに捨て犬や野犬が運ばれ、行政施設にもキャパもある為、行政施設から管理が難しいと依頼を受けたワンコを保護しています。保護しなければ殺処分になっていたワンコ達です。

保護したワンコは野犬や捨て犬、噛傷犬達です。

野犬は怖がり、噛傷犬は警戒し、捨て犬は深く悲しみの中にいるようでした。

 

 

これから施設へ連れて帰り、まずは獣医師や検疫スタッフのもと医療処置を行います。状態が良くなれば、人との距離を縮める人馴れトレーニング。

野犬でも、捨て犬でも、噛傷犬でも、愛情を与えて信頼関係を築いていきます。

ワンコたちが笑顔になり、生きることの喜びや楽しみを感じてもらえるよう最善を尽くします。そしてその後に譲渡活動です。

繋がった命を良い里親様へ繋げれるよう頑張ります。

 

 

拠点を置く広島は、個人、他団体、行政機関、そして支えて下さる皆様、沢山の方々のご協力により、2016年からドリームボックスと呼ばれる殺処分機の稼働を止めることが出来ました。

しかし、今この瞬間も日本中で行き場のなくなった罪もないワンコ達が殺処分となっています。

ドリームボックスと呼ばれる殺処分機の中でCO2を注入しての窒息死です。悲しみや恐怖の中で最後を迎えています。

 

 

今この瞬間も私達は平和の中で当たり前のように過ごしている中で、同じ空の下、目に見えないところで死の一歩手前で恐怖に震える犬達がいます。

 

 

私達も微力で出来る事は限られていますが、未来の命を助ける為に、目の前の命を助けるというところから繋げていければと思います。

今日保護したワンコ達は、輝かしい未来が待っていると思います。頑張ります! 

(文:ピースワンコ・ジャパン・プロジェクトリーダー 安倍誠)
     

Supportご支援の方法

「里親になるのは難しい...」 という方にも、様々なご支援をいただいており、
「殺処分ゼロ」を実現するためにはあなたのご支援が必要です。
寄付、ふるさと納税を使ったご支援、ボランティア、物品寄贈など、あなたにあった方法でご検討ください。