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ピースワンコ・ジャパン | 保護犬の里親探し・譲渡を促進

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お知らせ

2021/06/08

~高齢でも病気でも、殺処分から救われた犬たちの命をつなぎたい~ Vol.2「ゴーラン」

ゴーランは、2017年12月にピースワンコの仲間になりました。

 性格はとても穏やかでマイペースな、ご飯も大好きなおじいちゃんワンコです。

 保護したときには既に推定10歳、神石高原町のシェルターで健康状態の検査を行った結果、慢性フィラリア症、脳障害、心不全など様々な病気を抱えていることが分かりました。

 ゴーランがどのような経緯で動物愛護センターにたどり着いたのかは不明ですが、10年以上の歳月をこれだけの病気を抱えながら野生で生き続けるのは、決して容易なことではなく、人間に対しても警戒心がないので、人間と暮らしていたと思われます。

 

動物愛護センターから引き出したとき

 

 ゴーランは、ピースワンコの「老犬ハウス」で療養しながら暮らし、少しでも身体の苦痛を取り除くために、フィラリアを手術で取り除きました。

 ーフィラリア症とは、感染幼虫をもった蚊 に人やイヌが刺されると、体内に感染幼虫が侵入します。-中略。イヌの場合、軽症例では軽度の咳程度ですが、中等症例では貧血、皮毛の粗剛、栄養低下、運動忌避、呼吸困難、運動後の失神等がみられます。さらに症状が進行すると、腹水の貯留、心肥大、栓塞、皮下浮腫、諸臓器のうっ血などの重度の循環 器系の障害を起こし死亡します。(環境省)

 ゴーランの体内に寄生していたフィラリアは数十センチにまで成長しており、それが原因で併発してしまった持病とも闘っていました。手術を終え、マッサージなどでケアを行い、フィラリア症が原因と思われる身体のむくみも、少しづつ改善していきました。

 それからも、投薬治療を継続しながら老犬ハウスで穏やかに過ごしています。

お散歩に出掛けると、マイペースに歩きとても楽しそうでした。時には「お利口ですね」声をかけられ、ご近所さんの間で人気者になりました。

フィラリア症の影響で体中が浮腫んでいた頃

手術後、むくみが徐々に改善された 

 手術や後遺症、数多くの持病と闘いながら年を重ね、ピースワンコで暮らして今年で4年目になります。 

 そんなゴーランも1年半ほど前から寝たきりの状態になり、酸素濃縮装置で呼吸補助を行っています。24時間獣医師とスタッフが連携し、カメラで容態をモニタリングしながらサポートしています。

 

容態をモニタリングしているカメラと呼吸を補助するための酸素濃縮装置

 

 お散歩はバギーや抱っこで出掛けるようになり、身体をマッサージしたり、ご飯は腎臓食をペーストにして与えています。そして、毎日の排尿のお手伝いも欠かせなくなりました。

 

 人の介護と同様に、老犬の介護も大変なことは多いですが、本当の家族の様にスタッフ皆、ゴーランが大好きです。長年ゴーランのお世話をしている老犬ハウスのスタッフは、たとえどんなにお世話が大変でも、ご飯を元気に食べてくれるだけでとても幸せだと言います。

 

 ゴーラン自身も、スタッフの姿が見えると表情を豊かに、持ち前の可愛らしいぱっちり目と、ピンとたった耳で気持ちを伝えてくれます。時には嬉しそうにこちらを見ている様子や、たまにみせるやや不満気な表情も、全て私たちが支援者のみなさまと守る、大切な命の灯火の証です。

 

 これからも、病と闘い続けるゴーランが、少しでも穏やかに暮らせるように、また、「幸せ」と感じられる犬生を送れるように、24時間体制でケアを続けます。

 

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